新生アイドル研究会にたどり着けるか?~文系大学生音楽遍歴・小学生編~
こんにちは。私は今「BiS」というアイドルに大ハマりしています。
Tシャツ、CD、カセットテープ...出してきたものを全て買う勢いなのに、収入は減っているので、このままでは破産する可能性があります。
ただ、今回はBiSについて語るわけではありません。
現在こそBiSを中心に、WAgg、GO TO THE BEDS、CARRY LOOSEといったWACKの曲を聴く時間が9割以上を占めている私の外出耳ライフですが、もちろん生まれた時からずっとそうだったわけではありません。
選好とは完全に後天的なものです。そこで、今回から複数記事に分けて、今の私の趣味がどのような形で築き上げられてきたのか、振り返っていきたいと思います。
周りくどいことを抜きにすると、いわゆる「音楽遍歴」がやりたいということです。ただ、理論的なことは一切分からないので、フワフワした表現を多用すると思います。私自身も書きながら思い出していくので、初めて気づくことが多そう。
小学生時代(2005~2011)
・WE LOVE♥ヘキサゴン(2008.10.22)
記憶をたどったところ、初めて自分で欲しいと思ったCDは、クイズ番組「ヘキサゴン」の企画盤である『WE LOVE♥ヘキサゴン』でした。これだけで内容がピンとくる人はそこまで多くないかもしれませんが、羞恥心と言えばわかるでしょう。六角形のセットの上でやるから「ヘキサゴン」だったはずのこのクイズ番組は、どんどんと変容し、とうとう出演者ユニットによる歌コーナーが設けられるようになっていました。つるの剛士、上地雄輔らによる羞恥心は番組を飛び出した大ヒットを記録しましたが、その他にも、一発屋芸人たちによるユニットや、羞恥心と対になる存在だったスザンヌ、里田まいらによる「pabo」から、クリス松村とアンガールズ山根がラクダとカッパの格好をして歌うキワモノまで、様々な企画が存在していました。それらの曲がすべて詰め込まれ、アルバムとして発売されたのがこのCD。TVがよく観られ、CDがよく売れた時代だったのだなと回想することができます。今じゃ絶対成り立たないでしょう。
さて、肝心の曲ですが、あまり覚えていません。番組に扇動されて欲しただけでした。ただ、シークレットトラックの存在にとてもワクワクさせられたことを思い出しました。それ以来、CDを再生するときは毎回疑ってかかるようになっていました。今はないです。サブスクの寂しさのひとつですね。
ちなみに、「初めて買ったCD」でないのは親に買わせたからです。ひどすぎる。
・天体戦士サンレッド 溝ノ口豪華絢爛歌謡祭(2010.3.31)
YouTubeを中心にネットサーフィンにハマった結果、夜9時以降にパソコンを使うことを制限された私は、対抗する手段として早寝早起きを実践していました。全盛期だった頃は、4時台に起きたこともあったと記憶しています。ただ、あくまで報復措置としての起床だったので、特にそこまでして観たい動画があったわけではありませんでした。当時から本当に嫌な性格をしていますね。
そんなわけで早起きが身についていた私が出会ったのが、BSフジで土曜朝に再放送されていた「天体戦士サンレッド」というアニメでした。この作品の面白さについては私が書くまでもないような気がするので割愛します。最初は1人で楽しんでいましたが、ネタの力点が「日常のあるある」に置かれていたため、両親にも大うけし、CDを買うにも理解が得やすくなりました。父親にお金を渡し、アマゾンで購入してもらう。私の最初の「自分で買ったCD」は、この天体戦士サンレッドのベストアルバムだと思います。
曲に登場する「府中街道」や「南武線」といったワードは、行動範囲が広がった今でこそ面白いですが、当時は何が面白かったのでしょうか。ガイドブックやサントラまで買うほどお金を落としたことが、いまいち納得できません。おそらく、保守的で新しいコンテンツとの接点が少ない分、偶然出会ったものを過大評価してしまったのでしょう。このような傾向は今でもあります。娯楽コンテンツはこの程度の選び方でいいと思いますが、より重要な選択がこういうバイアスに左右されてはまずいですよね。改善していきたいです。
以上、小学生編を終わります。
中学生編はもう少し音楽遍歴っぽくなるといいなと思います。
Microsoft Surfaceの広告『まだタイトルのない君へ。』元ネタ集
色々な曲のタイトルをパッチワークにしたSurfaceの広告(https://youtu.be/qLQotodjwT4)
が話題になりそう。
不粋かもしれないですが、自分用のメモも兼ねて元ネタとなった曲のMVをまとめておきます。
・ファンファーレ
= ファンファーレ / sumika (2018)
・オーケストラ
= オーケストラ / BiSH (2016)
・明るい未来
= 明るい未来 / never young beach (2016)
〈参考〉
・LOOP
= LOOP / SIRUP (2019)
・リライト
= リライト / ASIAN KUNG-FU GENERATION (2004)
・なにをやってもあかんわ
= なにをやってもあかんわ / 岡崎体育 (2019)
・新宝島
・せかいでいちばん
= せかいでいちばん / 井上苑子 (2017)
・いいんですか?
= いいんですか? / RADWIMPS (2006)
・ただ君に晴れ
= ただ君に晴れ / ヨルシカ (2018)
・Run Away
= Run Away / [Alexandros] (2015)
・Hero
= Hero / 安室奈美恵 (2016)
(ミスチルのヒーローはHEROだった)
【就活】採用面接に適したパンツの色は?服装自由に騙されるな!
こんにちは!就活コンサルタントのタケシです!
もう1月と就活も佳境になってきましたが、この時期に悩んでいる人が多いのが、「採用面接にはどんなパンツの色で臨めばいいの?」という疑問。下着というデリケートな領域だから、たとえ親しい間柄の友人とも相談しづらいですよね。「もうパンツの色で落ちたら仕方ないよね…」と諦めてしまっている人も多いのでは。
しかし、実際にパンツの色で大きな差がついているのも事実。外資系企業内定者の多くはパンツを履いているというデータもあるんです。人生を大きく左右する就職活動。ここで踏ん張って最善を尽くしましょう!
それでは、一体どんなパンツを履けば面接で有利なのか?就活コンサルタント・タケシにお任せください!業界別に解説してゆきます!
業界別適切パンツ
IT系にはどんなパンツがいい?
まずは、将来的なプログラミング人材の不足も叫ばれるなか、ますます注目度が上がっているIT系企業。一般的に他業界と比べて自由な社風をウリにしている会社が多いので、最終面接でも「服装:自由」なんて場合も往々にしてあります。
そんなとき、「スーツじゃなくて私服で個性をアピールしたほうがいいのは分かるけど、パンツは無難でいいのかな?」と悩んでしまうのが就活生の性。「悩んだら無難」は就活の鉄則ですが、ここでは当てはまりません。就活生は外に見えている部分だけを整えて安心してしまいますが、人事はしっかり内側まで見ています。IT系に迎合した個性たっぷりの服装、パーカーにジーンズなどで上下を揃えていてもボクサーパンツを履いていたら、人事からは「この子は表面だけだな…」と丸わかりなんです。たとえそこからトークで挽回しようとしても、人事の方はもうボクサーパンツしか印象に残らないでしょう。はっきり言って、「つまらない奴」という烙印を押されてサヨナラです。
では、何を履くべきか?ズバリ、「ピンクのブリーフ」です。
ある人事の方から伺ったのは、「個性=赤いふんどし だと思っている就活生が多すぎる。」というお話でした。そう、多くの就活生は赤いふんどしで個性をアピールしようとした結果、赤いふんどしの海に埋もれてしまっているんですね。さながら蟹工船です(笑)
一方、ピンクのブリーフなら絶対に埋もれません。就活コンサルト・タケシが保障します。実は、その人事の方が「ピンクのブリーフの子はあまり見ないけどなあ」とポロッっとこぼすのを聞いてしまったんです。
タケシもこのことを知り実践するようになってからは、人事の方から褒めてもらえることが多くなりました。怖いですけど、人事の目には本質が見えてるんですよね…。1回調子に乗って「外側」に出してアピールしたときには、苦笑いされてしまいましたが(笑)(とはいえしっかり内定はいただきました!)
商社系にはどんなパンツがいい?
年収の高さと華やかさで人気の業界、商社系。アツい男が多いというイメージを持っている就活生がほとんどなのでは?「アツい男」といえばやっぱり「赤いふんどし」を連想する人がこれまた多いのではないでしょうか。実際、多くの商社マンは赤いふんどしを身に着けて現在も仕事をしているそうです。
しかし、それは古いイメージ。実はいま商社も「ピンクブリーフ人材」の採用に力を入れているのです。その背景には、「情報化社会」があります。これに合わせて、多くの商社は同様のAoTやAI技術を活用したシステムを導入しました。実は、これらがすべて赤いふんどしに対して脆弱性を持っていることが明らかになってきたのです。
(その反動で白いブリーフを履く人材を大量に採用し、多くの商社は業績を落としたと言われています。)
よって商社の人事がいま求めているのは、ズバリ「ピンクのブリーフ」を履いている中庸な人材です。ただ年配の方が多い人事の方のなかには、ふんどしの赤さに懐かしさを覚える人がいるのも事実。AIに影響を与えない範囲で赤い斑点をブリーフに打っておくのもアリかもしれません。(自己責任でお願いします。)
不動産系にはどんなパンツがいい?
こちらも就活生からの人気が高い、不動産業界。「街づくり」には憧れを覚えやすいですよね。正直なところ、私のような就活コンサルトを頼っている時点で少数精鋭の不動産業界への就職は絶望的なので、紹介しないつもりでした。
しかし、タケシの原点である「面接会場へ向かう電車のなかで、就活生の背中を押したい。」という理念から、掲載を決めました。お金が欲しいだけなら有料noteとかにすればいいのですが(笑)
さて不動産業界の面接では、どんなパンツを履けばいいのか。結論から言えば、「ピンクのブリーフ」です。ただ一つ重要なのは、ピンクのブリーフをもう一枚鞄にも用意しておくことです。
パンツが2枚なんて、奇妙ですよね。実はこれは私が編み出した不動産業界攻略法なのです。(決してブリーフケースと掛けたダジャレではないです笑)
人事の目から見ると、多くの就活生はオドオド喋っているように見えるそうです。学生時代に力を入れたことなんて9割ウソなんですから、無理もないですよね。これはほとんどの業界では暗黙の了解。自信なさげでも問題なく突破できてしまいます。
しかし、不動産業界だけはそうはいきません。空間的にも時間的にも広い影響を及ぼす街づくりにおいては、誰よりも俯瞰した行動が求められるからです。
ただ今更そんなことを言われても、就活生にとって演技力を磨くのは至難の業。そこで僕が思いついたのが、この「ブリーフ2枚作戦」なのです。
IT系のところで書いた通り、人事はすべてを見通しています。「ブリーフ2枚作戦」はこれを逆手に取った方法です。
人事は主にブリーフで就活生を判断しており、その外側をあまり気にしていません。なので、鞄の中に入っているブリーフと実際に履かれているブリーフの見分けがつかないのです。よって、嘘ばかりのガクチカを話している間、鞄の中のブリーフに人事の目を向けさせることで注意を背けることができるのです(笑)
ただ、お察しの通りブリーフは動いている必要があります。ブリーフを動かす方法はかなりありますが、ここは好みで大丈夫です。ただ、もしタケシのが実際に大手不動産会社に内定した際のブリーフの動かし方を知りたい場合は、TwitterのDMにて受け付けています。(有料)
金融系にはどんなパンツがいい?
光の三原色を混ぜ合わせた「白のブリーフ」でいきましょう。
まとめ
かなり色々書きましたが、結局のところ自分に合ったパンツを履いて面接に臨むのがいちばんだと思います!自分に合わないパンツを無理して履いていって面接に落ちたら、悔いが残りますもんね!
以上、就職コンサルタントのタケシがお送りしました!
映画『search/サーチ』の展開にがっかりした理由【映画感想】
話題の映画『search』を観てきました。
全体を通してパソコンやiPhoneの画面上のみで展開される今作は、その斬新さから話題を呼んでいます。
ただ、ネットの評判も上々であるのは、この映画の売りはそんな設定の奇抜さだけではなくて、さりげない伏線や二転三転する犯人像など、ある意味王道とも言えるような内容の純粋な面白さも評価されている証拠だと思います。
私も序盤から中盤にかけて、前述の「新しさ」と「王道っぷり」に引き込まれ、とてもワクワクしながら見ていました。
しかし、結局、そんなワクワクをまったく消化させてもらえないまま、事件は解決し、映画のエンドロールが終わってしまいました。
細かい話をぐちぐち言いたいだけの記事になりますので、すでにこの映画を鑑賞された方向けに、物語の流れは把握している前提で書いていきます。
(以下、ネタバレがあります。)
何が不満だったか
物語の流れの中で、最も期待した描写がありませんでした。
~物語の簡単な流れと、それに対する私の心境~
1. 父親が女刑事が怪しいことをネットを駆使し突き止める
(←よしよしよし!!!どんでん返しだな!!!)
↓
2.(空白)
↓
3.父親、警察数名と共に娘の追悼式に乗り込み、女刑事を逮捕
(←えっ?!どうした????!!!!!)
同じような感想を持った人はいないでしょうか。ネットを探しても絶賛ばかりで、意図せずして逆張りマンになってしまっており、非常に心外です。
単刀直入に言えば、そこまでノリノリで鑑賞できていた私が、女刑事逮捕のシーンで当惑に追い込まれたのは、そこに当然来るべきと感じていた「父親がネットを駆使して情報を拡散する場面」が全くなかったからです。
当然、「私がそういう場面がなんとなく見たかった!」ではなく、「来るべき」とまで感じていて、物語が終わってからも違和感が拭えなかったのには理由があります。
まず、上記1の場面に至るまでに、父親はすでに警察からの信頼を失っていました。個人的に見つけた被疑者に対して傷害事件を起こし、女刑事からは捜査に関わらないように突き放されていました。
その状態で見つけたのが、警察との電話口とネットから得た、女刑事が怪しいという情報でした。
つまり、この時点で父親にとっては、女刑事含む警察はもう頼ることのできない存在であり、かつ女刑事は自分の娘を殺した真犯人と近い可能性があるという状態でした。
ここで私が考えたのは、「警察にはもう頼れず決定的な証拠もない中、どうやって女刑事を追い詰めるのだろうか…」ということでした。
すると、次の瞬間には上記3の場面になってしまいました。
作品に必要のない部分はどこか
どのような作品においても当然言えることですが、特に時間的制約の大きい映画においては、物語の全ての流れが描写されることはありえません。シーンを削っていく必要があります。
そのようなときに削ってよいのは、①わざわざ描写せずとも見ている人が常識的な観点から無意識に補完することができ、かつ②作品の面白さにおいて重要ではないシーンであると考えます。
①の条件に当てはまらないシーンを削ってしまえば、作品を見ている人がついてこられなくなってしまう可能性が高まります。(当然、そのような効果を作品全体として意図している場合はこれを否定しません。)
②の条件に当てはまらないシーンを削ってしまえば、当然ですが作品の面白さが目減りしてしまいます。描かれるべきシーンが描かれないことはすごく勿体ないことだと思います。
描写されるべきだったこととその理由
何度も書くようですが、上記1の場面においては、ジレンマとも言えるような難題が明確に存在しました。「警察に頼れない」と「女刑事の罪を明るみにしなければならない」です。
一般的な話になりますが、このような難題を何か特別なものが打破するのが、作品という特別な世界における爽快感ではないかと感じます。そんな役割は、作品によって様々なものに割り当てられます。アンパンマンの強さであり、コナンの頭脳であります。
今作品においてそれは明らかに「ネットの私人間での拡散力」であったと感じました。今作品において最も強い存在感を放っていたというのは言うまでもありません。加えて、公権力の悪事を告発するツールとしてこれ以上適任はありませんし、娘を捜索した際に父親がマイナスのイメージで拡散されていたことも印象的でした。
ただ、「ネットの私人間での拡散力」がこの作品でヒーローになってほしかったというのは、どこまで言っても私の主観による期待に過ぎません。
しかし、そこに難題が存在した以上、それが何らかの形で解決される場面は絶対に必要だったと思います。
なぜなら、難題は難題である以上、作品に特有で特別なものによって解決されるものであり、その場面が描写されなければ、見ている人がついてこられなくなってしまいます。(上記で言う①にあたります。)
加えて、難題を解決するシーンとはとても爽快感のあるものです。難題は特別なものによって解決されます。また、予定調和のみが作品の面白さでは当然ありません。解決の手段が予想外であれば、それは「期待外れ」ではなく、鑑賞者を驚かせるものになります。このような問題解決は作品の面白さの根源ではないでしょうか。(上記②にあたります。)
つまり、私が期待し求めているのは、「問題解決の手段の描写がそこに存在すること」であり、「自分の好きな方法で問題解決がなされること」では断じてないということです。後者は好みの問題なので、客観的に作品に一律に求められるものではありません。
極端な例を挙げてしまえば、上記2の場面で、突然ゴジラが現れ父親を乗せて警察署に向かい説得に応じさせる、そんな描写があれば、その展開に関して好き嫌いを語ることができました。
それが、1の場面の直後、3の場面ではあっさりと警察が女刑事を逮捕してしまいました。
作品の中において事件は解決しましたが、鑑賞者側に渡されたままの難題は解決されることはありませんでした。問題解決の場面が来るべきだった2の位置には、何もなかったのです。
どうしても、1の場面から3の場面へ、常識的な繋がりを見出すことができないし、そこにあったはずの面白さ、好き嫌いを語ることのできる要素がごっそりと抜け落ちているような感覚に陥ってしまいました。
結果として、物語の展開はわからないし、爽快感は得られないし、すごく消化不良な気持ちで映画館を後にすることになりました。
ちばチャン
そのあと横浜駅西口にできたばかりの、「大衆居酒屋ちばチャン」に行ってきました。
渋谷店と新宿店しか知りませんが、ボックス型の2人席が多く用意されていて、座敷で大バカ唐揚げわっしょいという、ちばチャンの個人的なイメージとは少し違う、落ち着いた唐揚げが食べられました。また行きたいです。
反省・注記
このようなことになったのは、私の映画の鑑賞態度に問題があるのかもしれません。
大多数の人はこの映画を違和感なく絶賛しているわけなので…
これについては後日考察しようと思っています。
また、私は映画を普段あまり見るほうでもなく、この映画に関しても1度見ただけなので、正確でない表現が多々あるかと思います。ご指摘いただけると幸いです。